Brionglóid

海賊と偽りの姫

この作品には一部過激な描写（反社会的・暴力的）がございます。
15歳未満の方・苦手な方はご注意ください。

腕利きの賞金稼ぎライラは、とある事件から海賊船に身を寄せることになってしまう。
彼女を迎えたのは海賊クラウン＝ルース。端正な容姿に智勇を兼ね備え、公平無私という、海賊の中では異色の存在だった。

何を考えているか読めない彼が、以前から苦手だったライラ。
しかし、同じ船での生活が続くにつれ、彼の素顔が少しずつ見えてくるようになる。

ルースもまた、ライラが単なる賞金稼ぎではないことに気づくが、その背景には複雑な事情が隠されていて……。

旅先でルースがらみの厄介事に巻き込まれ、窮地に陥ったライラは、やむを得ずルース本人に助けを求めることに。
その一方で、ライラを追う騎士ロイの存在に気づいたルースは、彼女を守るために一計を企て……。

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なりゆきでルース達海賊とともに出航したライラ。
慣れない航海生活も、気のいい海賊達に囲まれて何とかこなしていた。が、ルースを敬愛する水夫バートレットは、そんな彼女が面白くないらしく……。

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ヴェスキアを前に遭遇したのは大国エスプランドルの私掠船・人魚号。
船長のディアナはルースとも付き合いの浅くない相手らしい。船医ジェイクとともに人魚号にいる病人の看護に向かうライラだが、船内の様子がおかしくて……。

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一行はヴェスキアへと入港。しかし、人魚号から戻って以来ぎくしゃくするライラとルース。
微妙な雰囲気の中、ライラを追う騎士ロイが街に現れる。ルースが動く気配はなく、レオンとバートレットがライラを守るために走り……。

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誤解が解け、なんとか恋人同士になった二人。
蜜月を味わう暇もなく、人魚号の水夫達を救うための造船計画が妨害を受ける。ルースを敵視する何者かがディアナを誘拐して……。

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ロイにライラの存在がばれてしまった。
逃げ回るのをやめる決意をしたライラだが、ルースは船で問題が起きたために傍にいられなくなる。彼の代わりにライラを守り続けるバートレットは、自分の気持ちに気づいてしまい……。

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※著者注１）大昔に途中まで書いていた「GypsyQueen」という物語を加筆・改稿して再開しています。
とはいえ、第二章からほとんど別物になっております……。

※著者注２）気をつけて更新しているつもりですが、作者が粗忽者ゆえ、ちょこちょこ修正入れてます。ご了承ください。